横浜異臭騒動の原因は何か、地震の予兆?当日の風向き等から発生源を調査

生活

また神奈川で、異臭騒ぎが発生した。

2020年6月4日以降、10月15日で少なくとも8回目となる騒動になります。

はたして、臭いの正体は一体何なのでしょうか。

 

横浜異臭 どんなにおい?「お魚が腐ったみたいな臭い」「ゴム臭いねって。なんか燃えてるんじゃないのって」

異臭がするというが、言ったどんな匂いがしたのだろうか。においの元が特定できるにおいならば原因が探せるのですが、「ガス臭い」「魚の腐った匂い」など不特定の情報が多く原因が未だ未確認です。

異臭を感じた人に話では、

釣り人「ガスっぽい臭いですね。5分から10分くらいは続いたかなぁ。たまに来るんですけど、実際に臭いがしたのは初めてです

臭気判定士の専門家は、この臭いについて、こう分析している。

それにしても、さっきの臭いは、千葉県から東京湾を渡っていたのか?(ガスのような臭い?)もろにガスの臭いでしたね。

メルカプタン系の。(それはどんな臭い?)もっと濃度が上がったら、ガス漏れで連絡するくらいのもの。間違いなく、確かにガスです。都市ガスの臭い。

あれと同じものです。臭いが出るのであれば、今でも続いているはず。さっきのガスの臭いはかたまりで流れてきたのではないか

 

発生源が海中ならばどの辺りだろうか。

はっせい

h今まで異臭騒ぎが報告された日の「風向き」から発生源の場所が特定できないかと当日の風の動きを調べてみました。

6月4日は南風でした。この場合は「相模湾」に発生源がある可能性が高いです。

しかし、

他の異臭発生日は北東の風なので東京湾内の可能性が高まる。

そもそも、海上で異臭が発生しているならば、「漁師さん」もしくは「海上自衛隊」が感知している可能性があるはずですが、そのような情報は今のところありません。

沿岸部での発生なのでしょうか?

 

横浜異臭は地震の予兆?

(関東大震災当時の様子)

三浦半島は1923年9月1日の関東大震災の震源に近いが、当時、周辺でガスが噴出したという記録が残っている。

立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)は「最近の地震と異臭騒ぎはつながっている」と前置きし、こう続ける。

「地震や異臭など、一つ一つの現象に目がいきがちですが、いずれもフィリピン海プレートの運動が原因だと考えられます

フィリピン海プレートは太平洋プレートに押され、東日本が乗っかっている北米プレートと西日本が乗っかっているユーラシアプレートの両方の下に沈み込んでいます。フィリピン海プレートの動きによって、地震が発生したり、異臭が発生していると考えられます」

実際に6月4日に異臭が発生した三浦半島の活断層との関連を示した図を見ると断層が多い地域に通報が多いことに気が付きます。

そうなると、横浜駅周辺の異臭騒動もこの影響と考えるべきなのでしょうか?

 

横浜異臭のサンプル採取 成分が判明

県横須賀合同庁舎で開かれた情報交換会には、県や県警、横須賀市、三浦市、横須賀海上保安部などの計40人が出席。オブザーバーとして参加した横浜市は、同市内の大気から、ガソリンなどに含まれる石油系化学物質が高濃度で検出されたことを報告した。

報告によると、ガソリンなどが気化した際に出るイソペンタン」が通常の10倍以上、「ブタン」は3倍程度の濃度で検出された。

「ただちに健康に影響を及ぼすことはない」量だそうです。

 

横浜異臭騒動の原因は何か、地震の予兆?当日の風向き等から発生源を調査 まとめ

横浜の異臭騒ぎのサンプル採取に横浜市も対策中でサンプル採取箇所を増設の予定だそうです。

異臭の成分は徐々に判明しているのですが、肝心の発生源はいまだ不明です。

関東大震災の事例のように、「地震の前触れ」なのでしょうか。

「備えあれば患いなし」ではありませんが、何かの予兆ならば防災グッズの確認等、行っておいた方がいいですね。

 

 

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