【2020】夏休み返上の可能性?コロナ終息しなかったら学校再開は絶望的!?

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新型コロナの終息は見えず、遂に国内感染者は1万人を超えています。学校がクラスターにならないために臨時休校にするしかなく、その成果として弱年齢者の患者数は抑えられている現状ですが、この措置はいつまで続くのでしょうか。

そんな中、臨時休校で学習不足を補うために「夏休み返上」で授業を行うとの話が浮上しています。

 

臨時休校の必要性は?コロナ感染者拡大阻止としての『休校」

政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、全国すべての小中高校と特別支援学校について、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請した。

春休み期間が終了した3月28日、一度は「休校の延期はしない」と方針を立てていた各県の教育委員会もコロナ感染者の拡大は止まらず地域ごとの判断で休校がつづいている。

4月22日現在感染者が発生していないのは岩手県のみ。

いつ感染者が増えてもおかしくない状況であることは間違いないですね。

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、中国地方の公立小中高校などが相次ぎ臨時休校に入っている。政府の緊急事態宣言の対象区域が全国へ拡大されたことを受けて、感染者の少なさや学習機会の確保などを理由に「休校しない」としていた県や市町でも方針を転換している。児童生徒にとって、学ぶ機会を制限される異例の事態である。
 安倍晋三首相による2月末の一斉休校要請を受けて休校に踏み切った学校も、文部科学省の再開指針に基づき、4月に授業を始めたばかりだった。教育現場での感染拡大は阻止せねばならない。

 

休校期間が4週間を超えて「夏休み」が課題に

萩生田光一文部科学相は21日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国各地の休校の長期化を踏まえ、学校の再開後に通常授業だけでは学習が間に合わない場合、夏休みや土曜に授業をする必要が出てくる可能性もあると指摘した。
その上で、退職した教員の力も積極的に活用することを要請、同省は全国の都道府県教育委員会などに事務連絡を出した。

休校が長期化することでとりわけ気がかりなのは学習面での遅れです。

昨年度からの休校で、前の学年の学習単元を履修しないまま、進級している子どもも少なくありません。憲法が定める教育を受ける権利を、どう保障するかが問われているのが現状。

 各学校では、課題プリント日課表を配布して、家庭学習を支援するなど工夫されています

しかし家庭の事情で、休校中の過ごし方は一律ではありません。保護者と自宅にいる児童もいれば、学童保育を利用する子ども、留守番をする子もいるのです。


親がつきっきりでフォローできるとは限らず、家庭のみで学習をカバーするのには限界があります。

一斉休校からの学校再開のガイドライン

新学期を迎えるにあたって、家庭での毎朝の検温教室内の換気の徹底子どもへのマスク着用の指導などの対策を取るよう要請した。
一方、学校行事の実施について、特に修学旅行は「子どもたちの心情に配慮し、取り止める場合でも中止ではなく延期扱いとする」ことを求めるなど、教育活動への影響は最小限にとどめたい考えもにじませた。

 政府の感染症対策専門家会議がまとめた提言では「クラスター」と呼ばれる集団感染の発生リスクが高くなる条件として、

 (1) 換気が悪く密閉空間である
 (2) 手の届く距離に多くの人がいる
 (3) 近距離での会話や発声がある

三要素が揃った環境を挙げた。ガイドラインでは、このうち(2)や(3)の回避には限界があるとして、マスクの着用を指導することを求めた。また、医療的ケアが必要な子や基礎疾患のある子については、医師などに相談した上、個別に登校判断をすることを要請した。

コロナ感染者は増加傾向。終息はいつごろになるの?

新型コロナはいつ収束するのか。政府専門家会議のメンバーで、日本感染症学会の舘田一博理事長(東邦大学教授)は、「(日本は)4月以降は気温や湿度が上昇し、ウイルスが生き延びにくい環境になる」と、ウイルスの弱点を説明する。収束時期は「集団免疫などさまざまな要素が絡むので、正確には分からない」としながらも、気候が温暖になる夏前をめどに、ウイルスは一定程度減る方向に向くと見る
同じコロナウイルスに分類され、02年末に流行が始まった重症急性呼吸器症候群(SARS)は、03年7月に世界保健機関(WHO)が「終息宣言」を出した。SARSの流行は発生源の中国のほか、シンガポール、カナダなど北半球の国が中心で、終息宣言が出されたタイミングはこれらの国・地域の夏に当たる。

これは「3月17日」での予想をもとにした推測でしたが「4月22日」現在世界の状況は下の図の通りです。

既に200万人以上の感染者が確認され世界各地で「外出禁止」などの措置が取られています。

小中学校の夏休みゼロにたいしての様々な意見

学習の遅れも大きな問題ですが、「コロナ倒産」などの事例も多くみられるようになってしまっています。

 

最も大事なのは何か真剣に考えて行動する必要があります。

 

コロナ終息が遅れれば子供は「夏休み返上」?学校再開の難しさについて

子供の学力低下、自宅待機のストレス、両親の仕事の状況など様々な問題を抱えた学校再開「夏休み返上」の話題ですが、「コロナ感染」の終息が最も重要な課題だと思います。

学校関係者の方の苦労を考えると簡単な問題ではありませんが、海外では9月まで休校を決めた国もありしっかりした方向性を示してほしいところです。

「オンライン教育」などのアイデアも話題になっていますが、環境整備や公平化ができるのか等まだまだ問題が山積しています。

大きく考えると今年の受験はどうなるかまで考えなければならなくなると思います。

 

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