『キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木』は9月11日から放送されてる、まったく正反対の2人の刑事がバディとなり、池袋の凶悪事件に挑んでいくお話です。
山田涼介主演のドラマ『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』は横関大による小説『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』を原作とした本作。山田とコンビを組むのは、ドラマや映画だけでなく、バラエティでも活躍する田中圭です。
ドラマではこの2人が「異母兄弟」ということで今後の展開が気になる点になっていますが、実は、原作である小説では違う設定だったんです。
原作とドラマの違いに焦点と当てながらドラマ最終回を考察しました。
ドラマ「キワドい2人」 原作との違いは神崎と黒木は異母兄弟ではなかった?
原作は「ルパンの娘」シリーズのドラマ化が記憶に新しい、横関大さんによる小説『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』です。
「K2」は同じく横山の小説『チェインギャングは忘れない』に登場する、神崎と黒木の短編集。
「チェインギャング」は襲撃された護送車から脱走した男を神崎と黒木が追う、ミステリー小説となっています。
キャリア刑事の神崎隆一は池袋署の刑事課強行犯係に配属され、正反対の性格をした黒木賢司とバディを組むことに。なにもかもチグハグな超凸凹バディでした。
奇妙な因縁を持った2人の刑事は、一体どんな事件に挑むのでしょうか。 ここからは原作のネタバレを紹介。ドラマとは違う、意外なポイントがありました。
キワドい2人最終回ネタバレ結末!父親の過去や立てこもり事件のラスト?(原作)
以下、原作小説のネタバレです!
原作は短編が7話入っています。神崎と黒木が、1話ごとに難事件を解決していく、という展開。
ドラマではふたりは異母兄弟ですが、原作では警察学校の同期で親友という設定です。
また原作では、2人は仲が良いのですが、ドラマでは、年齢の離れた異母兄弟ということで、しばしば衝突するようで、いろいろ設定が異なってくるようです。
神崎と黒木のキャラクターも原作とは多少違うイメージです。
物語の軸となるのは、22年前に起きた立てこもり事件。
立てこもりの犯人は薬物中毒で、幼い自分の娘を人質にしていました。
そこにはある少年もいて、少年は少女を救おうと、犯人に立ち向かいます。
ですがそのときに階段から落ちた少女は、大きな怪我をしてしまいます。
そこに助けに来たのは神崎(山田涼介)の父親で、刑事の隆造(椎名桔平)。
隆造は犯人を逮捕し、少年は助けられました。
そして第6話からこれに関する事件が起こります。
22年前の薬物中毒の犯人による、新たな立てこもり事件です。
犯人の要求は、自分を逮捕した隆造を連れてこい、というもの。
ですが隆造は定年退職していたので、息子である神崎が代わりに名乗り出て、黒木の協力もあり、犯人との格闘の末、無事に犯人逮捕となりました。
このときに、22年前に立てこもり現場で隆造が救った少年が、まだ少年だった黒木(田中圭)だとわかります。
そして最終話。
暴行事件が起こりました。神崎が現場に行くと、黒木が自分がやったと犯行を認めます。
黒木は辞職するつもりです。
神崎は上司から黒木がどうして事件を起こしたのか?調査するように命令されました。
このことがうまくいったら、出世させてやるという打診が。もちろん、神崎は出世したいよりも、親友の黒木を守りたい一心で事件を調べ始めます。
実は黒木が暴行したのには理由がありました。
暴行を受けた被害者は、スクープ雑誌の記者。立てこもり事件の犯人の娘を記事にするつもりだったのです。
その娘とは、階段から落ちてケガをしたあの少女。現在でも耳に障害を持っています。
実際に耳が聞こえなくなってしまったのは、事件の後のようですが、事件のショックか?それとも頭を打った後遺症である可能性があると、黒木はずっと自分のせいだと思っていました。
記者はその少女を記事にしようと盗撮していましたが、それを知った黒木がスマホを壊し、ついでに殴ってしまったのです。
少年時代に救えなかった少女。黒木はずっと少女を気にかけてきました。父親は薬物中毒の男です。
しかも黒木が刑事になった理由の1つがこの少女を守ることだったんです。
そしてもう1つの刑事になった目的は、自分を守ってくれた神崎の父親に恩返しをすることでした。
黒木は少女の居場所を興信所を使って調べ上げ、少女の家の外で時々見守っていました。
少女を守るには、刑事という立場が一番良い、という理由で刑事になった黒木。
そして見守っていた少女を、ひったくり強盗から守ったことがきかっけで、2人は話をするようになっていました。
でもその父親が逮捕されたことで、少女の安全は確保できました。
そして自分を逮捕することで、親友の神崎は出世するでしょう。神崎への恩返しを果たし・・・黒木はもう刑事を辞めていいと思っていたんです。
原作の小説も是非読んでみてください!
最後には、黒木は辞職することを思いとどまり、手話で「ありがとう、相棒」と神崎に伝えました。
というラストになります。
ドラマキワドい2人 最終回は小説と異なる?
ドラマでも、椎名桔平さん演じる神崎の父親の過去に秘密があるようなので、最終回の結末に向けて、重要なポイントになってくると思います。
まだストーリーが進行しないとわからないのですが、昔父親が関わった事件が最終回の結末に関わってくると思います。
個人的には、原作のエピソードが好きなので立てこもり事件をそのまま使ってほしいで、立てこもり事件、黒木が起こす暴行事件が最終回の結末に来るのでは??と希望を込めて予想します。
キワドい二人~K2~ネタバレ 最終回はどうなる?原作とドラマの違いは
ドラマ「キワドい2人」の最終回結末の予想いかがだったでしょうか?
個人的には、原作小説のエピソードが好きなので、そのままラストに持ってきてほしいのですが、原作とドラマが大幅に違うので、違う展開になる可能性が高いと思います。
また最終回に結末に向けて新たな展開がわかりましたら、更新していきます。
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