痩せられない理由

ダイエット

現代社会の食生活って

 

コンビニエンスストアに行けば、いつでも手軽に食べ物を買える便利な生活 🙂 

美味しそうなものを見るとついつい手が出てしまいます。

「あ、新商品出てる!」「おいしそうだな、ご褒美に買っちゃえ。」

どこにでもある日常の風景ですね。

軽に買えるが故に、自分のカラダに何が必要か見失いがちじゃないですか?

「バランスよく食べなさい」の意味

子どもの頃に母親がよく言っていました。

「おかずも食べなさい。」「好きなものばかり食べないの!」

おふくろの味、煮物、焼き魚、糠漬け、好んで食べてなかったおかずは今振り返ると成長に必要なものばかり。

それでは、今あなたが食べているものはどんなものですか?

みんなが大好きなラーメン、ハンバーガー、牛丼、お蕎麦にうどん、

「おいしいものは糖と脂で出来ている」

お菓子や、食材を買うときに後ろに成分表ありますよね。今日食べたものを合計してみるとそれが摂取カロリーになります。

そうなんです、知らないうちにカロリーが過多の状況に陥っていたんです。

 

一例としてインスタントラーメンは400~700cal

必要摂取カロリーを算出するためにまず自分の標準体重を計算します。

計算式は『身長(m)x身長(m)x22』です。

例えば
身長が162cmなら標準体重は
1.62 x 1.62 x 22 = 57.7368
で約58kgになります。

そこで一日に必要な摂取カロリーは
体重に25~30を掛けた数字になります。

58kg x 25 =1450(kcal)
58kg x 30 =1740(kcal)

必要摂取カロリーは一日あたり1450~1740kcalとなります。

あなたの必要摂取カロリーはどのぐらいですか?

食事のバランス、PFCって?

PFC比とは、PFCバランスとも呼び、摂取カロリーに対する

たんぱく質(Protein)

脂質(Fat)

炭水化物:(Carbohydrate)の構成比率をいいます。

たんぱく質 : 脂質 : 炭水化物 = 15 : 25 : 60
となることが理想的だとされている。

 

PFCだけがカロリーがあるんです。

タンパク質は1g当たり4kcal,炭水化物は1g当たり4kcal,脂肪は1g当たり9kcalあります。
ビタミンやミネラルにはカロリーは全くありません。ビタミンやミネラルは,タンパク質や炭水化物,脂肪といったカロリーのあるものの中に存在します。

 

低カロリー食事をめざすには

カロリーがある三大要素「PFC」の理想の比率は

たんぱく質 : 脂質 : 炭水化物 = 15 : 25 : 60 とお伝えしましたが

実際のおかずはどのぐらいの比率なのでしょうか。

とても大事です、揚げ物を控える事

 

みんな大好き、鶏の唐揚げをみてみます。

鶏の唐揚げ

たんぱく質 : 脂質 : 炭水化物=13.8g (55.2kcal):24.52g (220.68kcal):3.92g (15.68kcal)
 
もし唐揚げのみの食事の場合は、300gで900kcalになり、一日の必要カロリーの半分ぐらいを満たしてしまします。しかも、カロリーの大半は脂質なのが分かります
 
まず、揚げ物を控えることでかなりのカロリーを落とすことが可能です。
 

簡単、タンパク質の量を中心に考える

ここからは、僕の持論になるかもしれません。

カラダを動かすエネルギーになる炭水化物脂質は

現代の食生活では知らない間にしっかり摂取できている、

というより過剰摂取の結果として使い切らなかったエネルギーが脂肪として、体にため込まれている。ということです。

ならばどうするか。

からだを作る=基礎代謝量を上げるために「タンパク質」をしっかり摂取する。

という結論に達しました。

 

多くのダイエットに挑戦している方の食事を拝見しているとカロリーを落とすために様々な努力をされています。

しかし、カロリーを落とすだけのダイエットをされている方の大半は「停滞期」に悩まされているように思えます。

カロリーを落とす=ガス欠の車  

 

カラダが必要と思っている栄養素も不足していることが多いんです。特に「タンパク質」の不足は肌や髪の毛のうるおいさえもボロボロにしてしまう危険性すらあります。

 

理想のカラダを目指しているのに本末転倒ですよね。

だからこそ、タンパク質はしっかり摂取していただきたい!!

野菜不足は体調を崩してしまいます!!

 

 

普段の食事でたっぷり野菜を取り入れれば、食事全体のカロリーを抑えられると同時に、かさ増し効果で満腹感を得ることができます。これが、野菜がダイエットに役立つ大きな理由の一つ。また、どんな野菜にも植物繊維は豊富に含まれているので、ダイエット中にありがちな便秘解消にも役立ちます。

さらに重要なのが、野菜に含まれる「ビタミン」や「ミネラル」! 五大栄養素といわれる「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」の中でも、「ビタミン」と「ミネラル」は体の様々な代謝作用に関わるもので、不足すると痩せにくい体になります。

タンパク質でつくったからだをビタミン・ミネラルが整えてくれます。

 

 

「カロリーを気にして炭水化物や脂肪分を控えているのに体重が減らない」という人は、代謝するために必要な「ビタミン」や「ミネラル」が不足している可能性大です!

主に、たんぱく質の代謝にはビタミンB6、脂質の代謝にはビタミンB2、炭水化物(糖質)の代謝にはビタミンB1が重要な働きをします。その他にも、さまざまなビタミン・ミネラルが代謝を高めるために働き、食事から摂ったエネルギーを効率よく燃やす役割をしてくれています。

 

おなかいっぱい!の感覚はやめる

最後に、「腹八分」に慣れることがとても大事です。

世にいうフードファイター・大食いがかっこいい!!とお腹が膨れてしまうほど食べてしまうと胃袋がその量に慣れてたくさん食べるのが当たり前になってしまいます。

フードファイターの方は食べる事に対して大変な努力をされています。ここでは、詳しくお話はしませんが、並大抵の努力ではありません。食べることに人生をかけているのです。

胃腸の負担を考えても、「空腹感が落ち着いた」と、思える腹八分ぐらいで抑えられる習慣をつけることです。

僕もいっぱい食べれることがかっこいいと思っていました。

でも、腹八分の方が体の動きが軽いことに気が付きました。

低カロリーについて特別なことは書いていません、当たり前のことばかりです。しかし、このごく当たり前を意識するだけで、かなり変わっていくはずです。

 

 

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