2019年11月16日朝の、女優・沢尻エリカ容疑者の突然の逮捕劇によって、最も逮捕の影響が懸念されていたのが、斎藤道三の娘でのちに織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)役で出演予定だったNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」だ。
11月21日夕方、NHKは帰蝶役を女優の川口春奈に変更することを発表しました。
大河ドラマ『麒麟がくる』放送延期!いつから放送される?
「沢尻容疑者の騒動によって、次に放送される大河ドラマが『麒麟がくる』という作品で、日本のほとんどの人が、信長の正妻役が沢尻エリカから川口春奈という女優に代わったことを認識した。それは確かなんです。ここからは前向きにとらえ、制作陣と出演者たちみんなが、放送開始にむけて団結していけるのではないでしょうか」
週刊朝日 2019年12月6日号抜粋
撮影は3月放送分(第10話)まで突入し、出演シーンの多さからすでにカットできるレベルではないことがわかっている。
撮り直しになった場合でも、代役の決定や共演者のスケジュールの組み直し、セットの造り直しが必要でキャストも大物ぞろいで日程の調整が必要だ。
『麒麟がくる』のクランクインが2019年6月、季節も爽やかな初夏の頃の撮り直しともなると12月の冬空の下、編集の方も大道具の方も場面の前後のつじつま合わせに一苦労することでしょう。
沢尻エリカの出演した場面だけの撮影とはいえ賞味一か月でこれまでの10話文の撮り直しは代役の川口春奈が決定した時点でも大きな問題でした。
大河ドラマ『麒麟がくる』放送延期理由
初回放送日変更のお知らせ
2020年放送の大河ドラマ「麒麟がくる」の初回放送日を以下のとおり変更することとなりました。<当初予定>
2020年
1月5日(日)後8:00~ 9:15/総合
1月5日(日)後6:00~ 7:15/BSプレミアム
1月5日(日)前9:00~10:15/BS4K
<変 更 後>
2020年
1月19日(日)後8:00~ 9:15/総合
1月19日(日)後5:30~ 6:45/BSプレミアム
1月19日(日)前9:00~10:15/BS4K
なお、現段階では、全体の放送回数(最終回予定日)については、未定です。
(NHK ホームページより)
まだ、代役川口春奈での撮り直しが始まる前に放送の延期が決まりました。
NHKとしてはお正月休み中の2020年1月5日にスタート、家族みんなで今年の大河ドラマ『麒麟がくる』を楽しいでもらいたかった事でしょう。
これにより、放送回数も減り最終回までの脚本にも影響が出そうですね。
代役選出時点でも予想したように、「撮影のスケジュール」「編集のスケジュール」は困難を極めると思います。キャストの皆さんは通常1本撮りのところを2本こなす日程だからです。
大河ドラマ『麒麟がくる』の放送延期 まとめ
再度取り直しとなると気になるのは天候です。
撮影現場は舞台となる「大津市」と茨城県の北部だそうです。今年2019年は暖冬の予測なので順調に撮影が進むといいですね。
天候もキャストの方の体調もすべて万端で進んでいくことをドラマを楽しみにしているファンとして祈っています。
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