沢尻エリカ逮捕で大河ドラマ『麒麟がくる』ピンチ
女優沢尻エリカ(33)が19年11月16日、麻薬取締法違反(合成麻薬所持)の疑いで組織犯罪対策部に逮捕された事による影響がNHKを混乱させている。
沢尻エリカ容疑者の逮捕を受け、重要役で出演予定だった来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(1月5日スタート、日曜午後8時)の放送開始日が遅れる可能性もあることが分かったからだ。
問題の沢尻容疑者は初回から登場予定だった。
収録は6月にクランクイン。十数話分を収録を済みなのだ。
薬物事件という重大さから代役起用は避けられないとみられ、NHK関係者は
「来年1月5日の放送開始までに撮り直すのは相当厳しいと思う。ただ大河は局の看板番組の1つ。その放送枠を簡単に代替番組で埋められない。現場は、何としても1月5日に間に合うように代役の選考など対応策を急ピッチで進めているはず」
とした。一方で
「どうしても対応策が間に合わないこともあり得る。放送開始日を1週間かそれ以上遅らせるという、かなり異例の措置をとる可能性はゼロではない状況」
とした。
別の関係者は「沢尻容疑者の映像を使用することはないと思う。ただ、とにかく代役選考が急務」とした。
沢尻エリカは降板!?現実問題としての代役選び
斎藤道三の娘で、後に織田信長の正妻となる濃姫(帰蝶)役で出演していた沢尻エリカさん。
織田信長の妻という役柄、気品、演技力を考えても沢尻エリカに期待していたファンの方は多かったはずです。
現在ネット上では「剛力彩芽さん」「柴咲コウさん」「新垣結衣さん」「長澤まさみさん」などの名前が挙がっていますが、取り直しとなるとほかのキャストの日程もかなり無理なものになります。
一月の放送開始には到底間に合うとは考えにくいです。
沢尻エリカの降板により、異例の「放送延期」もあり得る
「打ち切り」になるのか!
などの声もありますが、オリンピックと共に2020年の目玉と位置付けてきた大河ドラマに対してNHKが簡単にそのような判断をするとは考えずらいでしょう。
しかし、「代役」の選考、取り直しの時間など考えて、1月スタートは現実的には無理なところまで来ていると思われます。
一番時間的なことも「4月からの放送」にする可能性があるのでは?
NHKの決定が気になります。
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