コロナ禍の中、芸能界に衝撃が走った。東京都目黒区の東京都目黒区の自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反の疑いで俳優の伊勢谷友介容疑者(44)を現行犯逮捕した。
逮捕を受け、伊勢谷容疑者が代表を務める株式会社「リバースプロジェクト」がインスタグラムにコメントを発表。
「関係各所の皆様へ多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、まずは深くお詫び申し上げます」
と謝罪し、事実関係については「確認中」、今後の対応については「協議中」とした。過去の投稿は全削除された。
伊勢谷友介が代表「リバースプロジェクト」ってどんな会社?
人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?
とても壮大な目標を持った会社ですが、一体どんな会社なんでしょうか。
私たちリバースプロジェクトは、人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめなおし、未来における生活を、新たなビジネスを通して提案しています。代表・伊勢谷友介のもと、様々な才能を持ったアーティスト・プロデューサーが集結し、2009年に設立されました。
衣、食、住の三分野のみならず、教育・芸術・まちおこしといった分野において、
社会課題の解決をクリエイティブな視点から試みています。さらにクライアントのCSR活動と連携を図りながら、
人々の経済活動が大きな理念のもとにシフトしていくことを目指しています。
HPを見ると、「イトーヨーカ堂の制服デザイン」「大塚家具アップサイクル家具」50を超える「GENKIDAMA PROJECT」など多くの活動をしていました。
社会課題解決のためのクリエイティブワークを行う「リバースプロジェクト(Rebirth Project)」を2009年に設立。
伊藤忠商事と協業して全日本制服委員会を発足し、環境に配慮した雇用制服の導入を推進していくプロジェクトとして伊藤忠エネクスのガソリンスタンドの制服やリファインバースのユニフォーム、ニッポンレンタカーの制服などをプロデュースしていた。
「リバースプロジェクト」が赤字って本当?
一方、直近の業績は芳しくなかった。
18年10月期は売上高約1億7000万円、純利益150万円と黒字だったものの、翌年度は売上高約1億5000万円に対し、純利益は約2600万円と大幅な赤字を計上した。
民間調査会社・リスクモンスターの信用格付では、10段階評価で下から2番目。事業規模に対する借入額の多さなどが指摘されている。
伊勢谷氏の逮捕を受け、SNS上では「リバースプロジェクト大丈夫かな?」
「早くからSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでて、素晴らしいと感心してたのに」
「リバースプロジェクトに共感を持って見ていたから、逮捕は凄いショック」と、会社への影響を心配する声が相次いでいます。
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